先ほどはファクタリングには2社間と3社間があると説明しましたが、実はこれだけではなく2.5社間ファクタリングというのも存在しています。
そもそも2社間は自社とファクタリング会社との関係、3社間はこれに売掛先が加わることで成立します。
3社間では売掛先が加わるためそこへの通知や承諾などが必要なことから現金化まで少し時間がかかるという特徴があります。
そこで2.5社間ファクタリングです。
これは2.5社間といっても内容そのものは2社間とそこまで変わりはありません!
2社間の場合、売掛先が加わらないためにここに対する通知と承諾は必要ありませんし、ファクタリングをしたことによる売掛先からの信用を失うこともないのです。
基本的にはこうした特徴を持つ2.5社間ですが、明らかに2社間とは違ったポイントがあります。
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2.5社間ファクタリングの特徴とは
さて、2.5社間ファクタリングにはどのような特徴があるのでしょうか?
最初に挙げられるのは手数料です。
2社間では売掛先が関係しないため手数料が高く設定されています。
事実、手数料の高さでファクタリング会社を選ぶケースも少なくありません。
2社間でも低いところでは5%程度で高くて40%程度です。
しかし比較的新しい2.5社間はというとこれほど高くはなく、会社にもよりますが2%から8%程度で済んでしまうのです。
高くても10%までいかないというのは2社間の特徴を持った内容でありながらかなりお得にファクタリングすることができます。
手数料が安い3社間と比べてみますが、大体3%から15%程度です。
こうしてみると、会社によっては3社間よりも安く手数料を抑えることもできます。
次に挙げる特徴ですが、2社間に銀行口座の管理会社が加わることです。
管理会社が加わることで買取代金の回収漏れを防ぐことができ、そのために手数料も安く設定されているわけです。
つまり、回収漏れのリスクが大きいファクタリングほど手数料が高く、そうでないほど低くなると言えます。
管理会社が加わることで3社間のように捉えれがちですが、実際にはこれを0.5社として扱っているのが2.5社間ファクタリングなのです。
2.5社間ファクタリングの流れとは
ここからは2.5社間ファクタリングの利用の流れについて見ていきましょう。
まず最初にやることはファクタリング専用口座の管理会社への利用登録と同意書の提出です。
それから専用口座を開設します。
これにより2.5社間ファクタリングを利用できるようになりますので、必ずやっておかなければなりません。
それから売掛金の振込先をこの専用口座に変更します。
この時、専用口座に振込先を変更したということを売掛先に伝える必要はありません。
口座を変更しても売掛先にはさほど影響がないからです。
それからファクタリング会社の審査などを受けて無事通過すれば契約となり、売掛代金を振込んでもらえます。
このように名前は変わってもやることはそこまで変わらないことを分かってもらえたことでしょう。
2.5社間ファクタリングのメリットとは
最後に2.5社間ファクタリングのメリットを見ていきます。
何と言っても手数料の安さでしょう。
そもそもファクタリングをするのは資金繰りに困っている場合が多いため、手数料を少しでも抑えたいと思うはずです。
そのため、2.5社間のように低く設定されているのは大きなメリットになるのではないでしょうか。
また、売掛先にファクタリングの事実を知られないのもメリットと言えます。
上述の通り、知られてしまうと売掛先からの信頼を失う可能性もあります。
ところが2社間と内容はあまり変わらないため通知も承諾も不要なのです。
こっそりとファクタリングができるため、信頼を失うことなく現金調達が可能なサービスです。
さらに、回収した代金をファクタリング会社に送金する必要がないというメリットもあります。
2社間では最後に回収した代金を契約先のファクタリング会社に送金しなければなりませんが、ファクタリング専用口座を開設しそこに入金されることになっているため、送金作業は必要ないのです。
送金作業は決して楽な手順ではないため、これを省けるのは仕事を一つ減らせるとして大きなメリットになります。
2.5社間ファクタリングができる会社が増えている
2.5社間ファクタリングは、2社間や3社間のようにどこのファクタリング会社でも扱っているものではありません!
依然として決して多くはないですが、しかし増えていることは事実です。
もし2.5社間ファクタリングに興味が出てきたら、まずはそれを行っているかどうかを確認してそこの会社を調べるようにしましょう。
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