家計において重要なのは安定収入を維持し、その範囲内で支出の適切な割合を出し、また月々に一定の貯金を継続していくことです。
継続した貯金は、月日が経てば経つほど、大きな額の見返りになります。
しかし今金策に苦しんでいる人は、過去の反省もさることながら、現在どうしたらいいかが喫緊の課題です。
私自身は「不動産を売る」という自分にとって大きな決断で、一定の貯金を作りました。
私がお金のピンチを凌いだ方法について書いていきます。
持ち家の売却という決断
失職状態が長く続いて、貯金が底をつき、経済的に大きなピンチに陥りました。
単発の仕事もしていましたが、 支出に比べて収入が追いつかず、ジリ貧状態で切羽詰まった状況でした。
どうしようもなくなって、お金を作る方法として決断したのは 不動産の売却です。
幸い住んでいるマンションが持ち家であり、これを売却してより安いマンションに引っ越しすれば、お金が作れると判断したのです。
しかし、その時住んでいたマンションの満足感が高かったため、苦渋の決断でした。
はたして引っ越し先で低価格のマンションが見つかるかどうかも不安があり、情報収集を始めました。
大切なことは、今すぐ決断できなくても、情報を集めることによって自分をその気にさせていくことです。
積極的な情報収集と行動がお金を作る
最初に行ったことは、不動産情報サイトの閲覧です。
著名なサイトを複数活用し、サイト内の検索で、不動産の場所や価格などをチェックしました。
これらのサイトは使いやすく、検索条件を設定すれば、地域を指定し価格の安い順などで並び替えることもできます。
興味ある物件が見つかったので、その売買を仲介している不動産会社とコンタクトを取りました。
最初に、今住んでいるマンションがどの程度の価格で売却できるか 見積もりを取りました。
私の場合はもちろん先に新しいマンションを買うような資金はないため、まず売却のことを考える必要があります。
そして不動産会社による売却活動と並行して、自分でも継続して引っ越し先のマンション探しを行いました。
引っ越し先のマンションについては、自分の条件を提示すれば、もちろん仲介の不動産会社が探してくれます。
しかしそれだけでは不安だったので、自分でもしっかり調べ、より条件のいい物件を探しました。
最終的にマンションは希望に近い価格での売却が完了し、そして価格的に納得できる引っ越し先の物件を見つけることもできました。
不動産会社に払う手数料や諸々の経費を差し引いても、お金を作ることができたため、家計的にずいぶん楽になりました。
お金を作る方法として大切な点は、決断力と実行です。
その上で積極的に情報収集を行うことで、自分から条件のいい環境を作り出していくことができます。
不動産の売却に関しては、信頼できる不動産会社との出会いも大切です。