JCB CARD Wカードとはクレジットカード会社のJCBが発行する、高ポイント還元に特化したタイプのオリジナルクレジットカードです。
通常のJCBカードと比較するとJCB CARD Wカードはポイント還元が2倍になり、提携店舗のキャンペーン適用時には合算で3倍〜11倍になることもあります。
また年会費が無料で家族カードやETCカードなども作りやすいといった特徴を持っています。
その一方で入会時に年齢制限があるなど、気をつけておくべきポイントも多いので事前にしっかり調べてから申し込みを行うことが大切です。
JCB CARD Wカード 3つの特徴
- 年会費や追加費用が一切かからず永年無料
- いつでもポイントが2倍還元!
- 盗難や紛失時の補償も充実
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JCB CARD Wカードの使い方について
JCB CARD Wカードの使い方は一般的なクレジットカードと変わりありません。
審査に通過すると物理カードが発行され、クレジットカード対応の店頭やネットショッピングで自由に決済することができるようになります。
最近になってJCB CARD Wカードを含むJCBオリジナルカードのデザインがリニューアルされ、前面にはカード番号や名義人の名前が記載されないシンプルなものに変更されました。
必要な情報は全てカードの裏面に記載されているため、他人にカード番号を覗き見されるといったリスクを低減させることができます。
また物理カード自体がタッチ決済に対応したため、Apple PayやGoogle Payのスマホ決済に対応した店舗であればそのままカードでのタッチ決済が可能です。
JCB CARD Wカードの申し込みと利用開始までの流れ
JCB CARD Wカードを作るにはまずJCBのサイトから審査の申し込みをする必要があります。
審査の際には職業と年収を申告することになるため、返済能力については比較的しっかり審査されると考えておきましょう。
またJCB CARD Wカードには18歳〜39歳までの申し込み年齢制限があります。
一度JCB CARD Wカードを作ってしまえば40歳を超えてからも使い続けることは可能ですが、新たにJCB CARD Wカードを取得できるのは規定の年齢層の時だけなので気をつけましょう。
通常のポイント還元は普通にクレジットカード決済を行うだけで適用されますが、パートナー店のポイントアップキャンペーンに参加するには各店舗のシステムに登録する必要があります。
たとえばスターバックスのポイントアップを適用するにはJCB CARD Wカードからスターバックスカードへとチャージをしておかなければならないので、先に準備をしておきましょう。
JCB CARD Wカードを安全に使うための注意点
JCB CARD Wカードはポイント還元率に優れたクレジットカードですが、最大効率でポイントを取得するためには各サービスや店舗の特徴を把握して使いこなす必要があります。
かなり能動的にポイントを獲得していかないと真価を発揮できないので、ポイ活に興味のない人はJCB CARD Wカードにはあまり向いていないと言えるでしょう。
また何度か述べているようにJCB CARD Wカードには18歳〜39歳までの間にしか申し込みできないという制限があります。
この期間を過ぎてしまった場合は通常のJCBカードなど他のクレジットカードの利用を考えるしかないでしょう。
それと18歳以上であっても学生のうちは利用限度額が10万円程度に抑えられるとも言われています。
メインカードにするには少し心許ない限度額となるため、その場合は複数のカードを同時持ちするなどして対応しましょう。
JCB CARD Wカードに関するよくある質問
- 40歳を過ぎてしまったら特別な申告が必要ですか?
- JCB CARD Wカードは39歳までに申し込みをして取得していれば、40歳以降になっても無申告で使い続けることが可能です。もちろん40歳を区切りにして他のJCBクレジットカードに乗り換えることもできます。
- 家族カードやETCカードは作れる?
- JCB CARD Wカードでは家族カードやETCカードを無料で追加することができます。
- カードの締め日と支払い日はいつですか?
- JCB CARD Wカードを始めとするJCBカードでは、毎月15日が利用代金の締め日となっています。実際のカード代金支払い日は締め日翌月の10日です。10日が土日祝日の場合は翌営業日に支払い日が延長されます。
- もっとお得な使い方が知りたい
- JCBの専用ポイント優待サイト「oki dokiランド」を利用することでポイント還元率をさらに高めることができます。他にもAmazonやメルカリ、セブンイレブンなど提携企業のポイントアップキャンペーンと併用することによってポイント還元率は最大11倍になります。
- JCB CARD Wカード plus Lとの違いとは?
- JCB CARD Wカード plus LはJCB CARD Wカードの基本サービスに加えて、より高効率なポイント還元やおしゃれなカードデザインなどを追加したものとなっています。誰にでも使いやすいJCB CARD Wカードに対して、全体的に女性向けの側面を強めたのがJCB CARD Wカード plus Lの位置付けと言えるでしょう。
JCB CARD Wカードについての口コミ紹介
「Amazonのポイントがガンガン貯まるのでポイント目当ての人ならまず作らない選択肢はないくらい美味しいクレジットカード。若いうちはこれ1枚あれば大体なんとかなる」(20代会社員)
「セブンイレブンでnanacoと紐付けて使うとポイント二重取りできて非常にお得。支払いそのものもnanacoで済ませられるから近くにセブンある人は持っておくのおすすめ」(30代男性)
「審査に通過したとの連絡があってから手元にカードが届くまで一週間くらいかかった。割と早い方だと思っていたけど他の似たようなカードと比べると遅いという話もありますね」(20代女性)
「カード自体は満足度高いものの、メールや電話でリボ払いに変更しろとかガン保険に入りませんかみたいなDMが結構頻繁に届くので正直うっとうしいです」(20代学生)
JCB CARD Wカードで現金化をする場合のまとめ
JCB CARD Wカードは18歳以上であれば早めに持っておきたいクレジットカードの一つです。
特にAmazonやセブンイレブン、スターバックスなどでの日常的な出費に高いポイント還元があるので早く作っておくほどお得度が増すクレジットカードであるとも言えるでしょう。
またJCB CARD Wカードはクレジットカード現金化にも利用することが可能です。
ただしクレジットカード現金化は原則として20歳以上でないと利用不可となるため、十代のうちはJCB CARD Wカードを持っていても現金化はできません。
またクレジットカード現金化ではショッピング枠の利用残高がそのまま現金化の最大額になります。
10代や就職したての段階でJCB CARD Wカードを作っている場合、限度額は低く抑えられていることが多いためクレジットカード現金化との相性は悪くなります。
支払い遅延などを起こさず数年間JCB CARD Wカードを使い続けていれば限度額を上げていくことができるため、ある程度ショッピング枠に余裕ができた段階で現金化を行うようにしましょう。